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現代の男性を取り巻く社会とは

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現代の日本社会は、男性からエネルギーを奪う構造になっている。

社会に出て働く男性には、方々から様々な圧力がかけられ、今にも押しつぶされそうである。

女性にはバカにされ責任を押し付けられ、会社では成果を求められた挙句、社会からはお金まで吸い取られていく。

 

もう、男たちには何も残っちゃいない。

こうした男性を指す、「元気がない」「勇気がない」「やる気がない」などという指摘は、果たして正しいものなのだろうか。

そこに男性に対する配慮は少しでもあっただろうか。

 

日本の男性は、断じて元気がないわけでも、勇気がないわけでも、やる気がないわけでもない。

社会がこれらを男性から奪ったのだ。

それでは、ここまで現代の日本男児を傷つける社会とはどんなものなのか、考えてみよう。

 

男性差別

一般的に、男性に対するイメージはとても低い。

それ故に、男性は「男は馬鹿で単純で、暴力をふるうろくでもない生き物」という共通認識のもと、様々な差別的扱いを受けている。

 

例えば、男女二人の間でのトラブルが話題に取り上げられたとしよう。

そこで悪者にされるのは、決まって男性の方だ。

「そんなことを言うなんて、その男はヒドイ」「そんなことするなんて、その男最低」

「男ならそれくらい我慢しろ」「そこは男が○○するべきだ」

このように、男性を叩くことで話題を決着する。

そこに男性側の言動の正当性を検証することは、まずない。なぜなら、とにかく男が悪いからだ。

 

もし、このトラブルが異性間ではなく同性間、つまり男性同士あるいは女性同士のトラブルだったら、絶対にこうはならない。

「両方(二人)の言い分を聞かなきゃ、わからない」

 

我々はトラブルを聞いた時、直観的に「男性=加害者、女性=被害者」という構図が頭に浮かぶ。

さらに、この男性を封じ込めようとしたり、発言権を奪おうとする風潮がある。

そしてそのことに何の疑問も抱かない。

 

驚くほど加害者には加害者の意識はなく、同時に被害者も被害者の意識が薄い。

これは、イジメや各種ハラスメントと同じ構造である。

こうした男性へのイジメとそれを黙認する社会は健全なものと言えるのだろうか。

だが、これが社会の現実なのである。

 

成果主義

日本における会社と社員の関係は、一昔前まで良好であった。

会社は社員の一生の面倒を見る気概があり、社員は会社に一生懸命奉公するという、お互いが信頼しあう構図ができていた。

 

しかし、現代は違う。

グローバル化の波がやって来てから、日本と日本人の考え方を変えた。

全体主義から個人主義へと移行が始まり、会社内の評価は努力よりも成果を重視するようになった。

 

こうした成果主義、実力主義によって、社会人に求められるスキルは、努力よりも要領の良さや効率化こそ社会人のスキルに変わってしまった。

成果の残せない社員は、どんな事情を抱えてもどんなに真面目であっても無用の長物。

一方、社員も育ててくれた会社に恩義も感じず、容赦なく見切る。

会社と社員の関係は、今やドライでクールな関係になったのである。

 

成果主義や実力主義は、エンターテイメント業界にも反映されている。

かつて、スポーツ根性ものと言われるジャンルの漫画や映画があった。

主人公は負けた悔しさに涙し、汗を流し目標に向かってチーム全員で努力する姿は、美学として描かれた。

 

しかし現代では、そのような主人公が努力する姿は描かれない。

突然呼び出されて潜在能力を引き出されたり、偶然手に入れたパワースーツで活躍する。

主人公は、スキルやツールを使いこなすトレーニングをするだけで、かつての主人公にあった汗を流すシーンが一切ない。

しかも、チームプレーがない。

これらは、明らかに現代社会の成果主義、個人主義を投影したものである。

 

こうした成果主義は、会社と社員の関係にとどまらない。

同僚や友人、交際相手、さらには自分に対しても同様である。

つまり、他人や自分を評価する基準は、本人の努力よりも問答無用で成果によって行われる時代になった。

つまり、現代において、男の「価値」は容易に「成果」と置き換えることができるのである。

 

未婚率の上昇

昨今の個人主義の浸透は、未婚率の上昇にも影響を与えている。

個人主義は、結婚しない自由という言い訳を可能にし、また周囲もそれを認める空気を作った。

こうして、これまでの非常識は、ある程度許容されるようになった。

 

女性の高学歴化も未婚率の上昇を加速させた。

女性の高学歴化は、彼女たちの収入増につながったが、パートナーにはさらに高い収入を求める。

これでは結婚候補者は減り、必然的に成婚率も下がるのも当然。

 

この賃金が上がらない時代において、男性の結婚へのハードルは高い。

交際相手がいても、その先の結婚費用やら、子供の養育費やらを想像したとたん、未来が見えなくなる。

前述の成果主義によって、安定収入の確保に不安があるからだ。

 

以上の理由で年々、未婚率は上昇している。

そして今のところ、未婚率が下降するというポジティブな要因も見つかってない。

 

減るお金

男性にとって抜けていくのは髪だけではない。お金もむなしく我々のもとから離れていく。

 

年金制度は大問題だ。

若い世代は受給額より負担額が大きいことも明らかにされており、人口分布の偏りから見ても、すでに破たんしていることは明らかだ。

度重なる制度の見直しで複雑を極め、受給開始年齢も引き上げが続き、まともに機能していない。

これでは、年金の未納や不正受給も後を絶たないのも当然だろう。

 

消費税の増税もメリットがない。

消費税という名称からも、商品の購入価格の上昇は明らかで、購買意欲がそがれる。

これでは個人消費は抑えられ、日本の経済はでデフレから脱却できない。

 

さらに、女性からの金品の要求である。

女性は、社会進出を果たした今も変わらず、自分で買えるはずのものを交際相手に要求する。

それが実現しない場合は、「男らしくない」と、男性への人格否定である。

こうした女性は、結婚後も男性からカネを引き出し続けることになるだろう。

 

まとめ

我々は生まれる時代を選ぶことはできない。

生まれたからには、その時代でどう生きるのかが大切だ。

 

社会は男性に非常にドライである。それなら、私たちも社会に対してドライに接していこう。

このような生き方には「覚悟」が必要だ。

 

どんな努力をしたとしても、至らなかった点はしっかり認め受け入れる勇気を持つこと。

自分のポリシーと整合しないコミュニティには、しっかり見切ること。

しっかりと自立し、依存や甘えた考えは切り捨てること。

 

頑張ったから認めてもらいたいというぬるい考えは、今や「甘え」と表現されるのだ。

会社や社会に面倒を見てもらう時代は20世紀で終わったのだ。

我々には依存しない姿勢が求められている。

 







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