健康

朝からだるいし、昼は死ぬほど眠い…その原因と恒久対策

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起きた瞬間から、もうすでに体がだるい。
それでも重い体を引きずり、なんとか出社。そして気合を入れて仕事に打ち込む。
結果、会社では昼間なのにもかかわらず、眠くて眠くて仕方ががない。そしていつも同じ疑問が頭に浮かぶのだ。

  • なぜ、寝たはずなのに朝から体がだるいのか。
  • どうして、緊張感があるはずなのに仕事中に眠くなるのか。

その原因は、疲れを処理しきれない生活習慣にある。
さらに問題なのは、こうした原因に本人が気づいていないことである。

それでは、疲れを処理しきれない習慣とはどのようなものか、そしてどのように見直せばいいのか、具体的に解説する。

 

朝からだるい、昼でも眠い人に降りかかる悪影響

朝からだるさを感じたり、昼間眠くて仕方がない人の感じる異常は、これだけではない。

他にも社会生活上の障害になる悪影響を抱えている。

 

身体面に現れる影響

例えば、体に現れる異常として以下の症状が挙げられる。

  • 首、肩、背中、腰が凝っていて、柔軟性がない。
  • 目が疲れやすく、まぶしく感じたり、目の奥が痛くなり、頭痛に至る。
  • 血行が悪く、手足が冷たい。
  • 風邪をひきやすく、治りにくい。
  • 内臓の機能が低下し、胃のもたれ、下痢などの症状が出る。

 

思考面に現れる影響

例えば、思考面に現れる異常として以下の症状が挙げられる。

  • 前向きに考えられず、欠点や足りない部分ばかりが目に付き、決断を下せない。
  • 集中力が切れ、些細なことが気になってしまい、イライラする。
  • やる気が足りず、取り掛かるだけで疲れてしまったり、先送りする。
  • 頭が鈍くなり、忘れやすく、思い出せない。
  • とにかく動きたくない。横になりたい。

 

もっと恐れるべき影響

これらの破滅的な症状は、それだけにとどまらず、もっと広範囲に悪影響を及ぼす。

一日の大半を過ごす会社において、上記のような思考面の悪影響が出れば、仕事に対する積極性に欠け、眠そうにしている態度も相まって、周囲からの評価が下がってしまう。
仕事だけでなく、生活全般においても、好ましくない。健康を害してしまったり、さらにひどいと人生に対して悲観してしまう。

本人としては、全力で頑張っている。しかし現実は、パフォーマンスが下がっていくばかりで、もはやどう立て直していいか見当もつかない…
一体どうしたらいいのだろうか。

こうした事態を打開するためには、まず原因をしっかり把握し、それに沿った対応を考えるべきである。
それでは、どのような原因が考えられるのか、自分を振り返ってみよう。

 

「朝からだるい」と「昼でも眠い」の原因は「疲れ」

体がだるいと感じる、昼でも眠いと感じる原因は、「疲れ」である。
その日の「疲れ」を処理できないと、翌日に処理しきれなかった「疲れ」が持ち越され、「体がだるいなぁ」とか、昼なのに「眠いなぁ」と感じるのである。

それでは、この「疲れ」とは、どのように蓄積されるのであろうか。

 

無自覚な筋肉疲労

デスクワークのように一日中座る仕事をしていても、実は全身の筋肉を使っている。

タイピングでだけでも、指を動かすために、手→腕→肩→背中→腰→足と、全身の筋肉に連動しているし、姿勢を維持するためにも全身の筋肉を使っている。

さらに、仕事や人間関係のプレッシャーによっても全身を緊張させており、本人も知らない間に着実に全身の筋肉に疲れが蓄積されている。

 

睡眠時間が不足

夜の睡眠は、その日の疲れを取る最も有効な手段である。

にもかかわらず、残業や帰宅後のネットやゲームで睡眠時間が圧迫され、必要な睡眠時間を確保できていない。

 

寝室の環境の問題

睡眠は体力の回復に有効だが、環境に問題があると回復の効果は最大化できない。

明るい、うるさい、寝具が固い、寝具が重い、熱すぎる、寒すぎる、などの快適な睡眠を阻害する要素があると、

寝つきが悪かったり、早く目が覚めてしまったりして、満足に回復できない。

 

睡眠前の飲食

睡眠前にカフェインを摂取すれば、当然眠りにくくなり睡眠時間を削る結果になる。

また、睡眠前のドカ食いも翌朝の胃のもたれに繋がるため、避けるべきである。

 

入浴の問題

風呂は、睡眠の次に効果的な疲労回復の手段である。

しかし、入浴をシャワーで済ませてしまうと、本来の疲労回復の効果を限定してしまう。

また、熱すぎる風呂に長時間入っていると、逆に疲れを増したりしてしまう。

 

無自覚な脳疲労

脳に筋肉はないが、脳もたくさん使えば、その分疲れる。

そして、脳の疲れは緊張による全身の筋肉疲労よりも、もっと自覚的でない。

こうして脳の疲れはないがしろにされやすく、脳は疲れたままになる。

 

心配や不安が多い

心配や不安が多い人は、頭を使う分、疲れている。

特に、心配や不安を解消する方向で考えるのではなく、

心配や不安をただ悩んでいるだけの人は、脳は疲れる一方である。

 

無駄にプレッシャーを多く受け取る

やたらと責任感が強かったり、無駄に完璧を目指したりしていて、

いつも自分に課すハードルを上げすぎている人は、疲れやすく次の日にも影響しやすい。

 

自己否定が多い

自己否定をする癖がある人も疲れやすい。

「どうせ出来ない」「どうせバカだから」「どうせモテないから」と、

自分に対して否定するだけでも自分にダメージを与えており、見えない形で疲れが蓄積している。

 

朝のだるさ、昼の眠さの原因 まとめ

朝のだるさ、昼の眠さは、疲れの蓄積によって、体が休みたがっているサインである。

とにかく、体が休みたがっている。

そしてそこまで疲れを蓄積してしまった理由は大きく分けて二つあり、疲れを処理しきれていないことと、自分の疲れに対する認識の甘さである。

そして自分の疲れには、肉体的な疲れと脳の疲れがあり、これらをしっかり睡眠や入浴などによって回復することが重要である。

 

「朝からだるい」と「昼でも眠い」の暫定対策

だるさや眠さは、前日までの疲れが処理しきれていないからである。

それなら、しっかり疲れをとる習慣と、疲れにくい習慣を身に付ければいいわけだ。

 

疲れに関する認識を改める

真面目な人ほど、自分の疲れを無視しがちである。
疲れているのに、「疲れている場合ではない」、「休んでいられない」と自分にムチ打って、毎日頑張っている。

しかし、我々は人間だし、限界がある。いつもがんばり続けることができるわけではない。

しっかり頑張るときと、しっかり休む時を見極め、自分のパフォーマンスを最大に仕上げることが賢い生き方であり、一流のスポーツ選手や一流のビジネスマンは、そのあたりをしっかり押さえているものだ。

逆に言えば、そうした適切な対応ができていないから、朝からだるいと感じたり、昼間でも眠くなってしまうのである。
これからは、自分の疲れ具合を見極めながら、適宜休むことを習得しよう。

 

睡眠時間を増やす

朝からだるいと感じたり、昼でも眠いと感じるなら、疲れを取り切れていないという自覚を持ち、睡眠時間を今よりも増やそう。

睡眠こそ最大の体力回復方法である。睡眠をないがしろにする人に成功者はいない。

寝る時間を早める、起きる時間を遅くする、昼寝を取り入れる、通勤時間も寝る。

とにかく睡眠時間を確保して、睡眠による体力回復に期待しよう。

 

寝具を見直して、睡眠の質を上げる

今使っている寝具を見直すことで、驚くほど回復力が変わる。

薄い敷き布団よりは厚い敷布団、布団よりはベッド、重い毛布よりは軽い毛布など、少しでも寝具を良い状態にすることで、効果を実感できるだろう。

金持ちはベッドに100かけることも珍しくない。それは睡眠の効果を知っているからだ。

しかし我々庶民にできることもいっぱいある。

例えば、新しいシーツに変えてみる、天気が良ければ布団を干す。

こうした取り組みで睡眠の質が向上し、翌日の朝は疲れも気分もスッキリしているだろう。

 

寝室の環境を見直して、睡眠の質を上げる

寝る環境もこだわるべきである。

明るいよりは暗い方が、うるさいよりは静かな方が、質の高い睡眠にすることができる。

それはつまり、回復力も高まるということである。

こうして少しでも睡眠の質を上げ、翌朝の回復具合に期待しよう。

 

寝る前の習慣を見直して、睡眠の質を上げる

寝る前の習慣を見直すことで、さらに睡眠の効果を引き出せる。

寝る前にカフェインは厳禁である。当然、カフェインの作用で入眠が困難になるからだ。

また、酒も好ましくない。睡眠が浅くなり、寝ている間も肝臓を働かせてしまう。

寝る前のドカ食いも避けるべきである。

疲れたときほど重い食事をとりたくなるが、寝る直前にドカ食いすると、寝ている間に異を活動させることになり、翌朝の胃のもたれにつながる。

最後に、寝る前のケータイも注意が必要である。

寝る前にケータイをいじっている間に、脳に刺激を与える情報を見てしまうと、せっかく休もうとしている頭を再度、活性化させてしまい、頭が興奮してしまって、寝付きにくくなるからだ。

 

風呂の時間を楽しむ

日本人は昔から風呂が大好きだ。理由は簡単で、気持ちいいから。

いつも疲れている人は、楽しむべき風呂の時間をないがしろにしているのではないだろうか。

風呂には、お湯に全身を浸すことで、全身の筋肉を緩ませ、全身の血行を良くする。

つまり、緊張しきってガチガチの全身の筋肉を柔軟にし、その気持ちよさで頭にも快感を与える。

風呂は単なる体を洗う場所としてではなく、一日の疲れをいやす場所だという認識を持っておこう。

 

体力を使わない工夫をする

疲れをため込まない工夫も重要である。

階段よりエレベーター、歩くより自転車を使う、など体力をセーブする工夫をしよう。

健康増進のために、運動を推奨する声が多く聞こえるが、間違いだ。

朝からだるい、昼間も眠い、と日常に支障をきたしているなら、極力体力をセーブし、上記の取り組みも含めて体力の回復に努めるべきである。

 

「朝からだるい」と「昼でも眠い」の恒久対策

生活習慣の見直しは大切だし、即日取り入れてもらいたいのだが、恒久対策としては、もっと深く根本的な部分である「思考の習慣」の見直しにも目を向けてみよう。

上記において、疲れは肉体疲労だけではないことを書いた。つまり、脳も疲れる。

そこで、恒久対策においては、この脳の疲れの軽減化について取り組んでみよう。

 

否定的なものの見方を見直す

否定的なものの見方は、ストレスがたまり、疲れやすくなる。

欠点や不足している点に注目してしまったり、起こりうる最悪な事態を想定していると、心配や不安が増えていく。

また、前向きな決断を下せないため、達成感も得られず、イライラも増える。こうして、どんどんエネルギーを消費する。

特に自分に対する否定的な見方は、とてもストレスになる。

自分で自分を否定するだけも、実は自分を傷つけており、その重大なストレスが疲れとして蓄積されている。

そこで、この否定的なものの考え方のクセを見直そう。

  • できない理由ではなく、できる理由を探す。
  • 無駄に心配や不安を掘り起こさない。
  • 絶対に自分を否定しない。

疲れやすい人ほど、否定的なものの見方をする傾向があるので、ついいつものクセで、否定的な部分に注目してしまったら、一度立ち止まり、肯定的な部分に目を向けたり、肯定的に考え直すようにしよう。

 

無駄に大きいプレッシャーを抱えない

疲れやすい人は、無駄に大きなプレッシャーを抱えていることに気付こう。

  • いい人でなければならない
  • 大人ならこうでなければならない
  • 男ならこうでなければならない
  • もっと完成度を挙げなければならない

このような視野の狭い価値観に当たり前のようにしばられ、過剰に自分にプレッシャーをかけている。

しかも、こうした自分を縛る考え方に苦しめられていることに気付いていない人も多い。

現実の社会は、それほど厳格ではないことを知ろう。

自分が目指しているものは実現が困難か不可能なものであること、

そうした幻想を追い求めて無駄にエネルギーを消費していることに自覚を持とう。

そして、これからは現実的な目標を設定し、そこに向かって最低限の努力で済ませるように考え方を変えていこう。

 

自分の気持ちを優先する

他人の気持ちを優先して、自分は我慢ばかりしている人も、疲れやすい。

自分の気持ちを押し殺すこと、他人に合わせることは、非常にストレスになる。

こうしたストレスを当たり前のように抱えているという、無駄に気付こう。

これからは、自分の気持ち自分の意見を優先する。

そこから、妥協なり、相談なり、建設的な議論を進めるようにしよう。

 

「健康増進のための運動の習慣化」は無視しよう

よく見かける議論として、

  • 仕事ばかりで運動不足の人は、運動をする習慣を身に付けよう。
  • 特に有酸素運動がおすすめ

確かに運動自体にストレス解消の効果があるし、筋力の増強、柔軟性の向上で、疲れにくいカラダづくりとして有効だろう。

しかし、これらの提案は、朝からだるいとか、昼間眠くて仕方がない人に対しては、逆効果である。

貴重な活動エネルギーを消耗し、余計に疲れてしまうだけだ。

忘れてはいけないことは、「疲れはごまかせない」ということだ。

真面目な男性は、疲れているのにそれをだまして、「休んでいる暇はない」「疲れている場合ではない」と無理矢理自分を鼓舞し、自分の仕事を全うしようとする。

そして、仕事が一区切りついたとしても、決して休まない。これでは疲れはたまる一方で、さらにパフォーマンスを落としていく。

この手の人にとって最優先するべき課題は、疲れを処理すること。

疲れない体を手に入れるための有酸素運動でも、筋力トレーニングでもない。

運動を生活に取り入れるべきタイミングとは、疲れを処理する習慣が身に付いて、「運動でもしようかな」と自然に前向きな考えが浮かんだ時である。

 

まとめ

我々が疲れと上手に付き合えないのは、目に見えないために感覚的に対処しているからである。

疲れたら休めばいい。

これは、問題の本質を突いてはいるが、あまりにざっくりしている。

もっと賢く人生を生きるためには、疲れの原因を見極め、そこに重視した対応を取ることが、より効果的である。

 

働ける期間は限られているし、人生もいつか終わる。

その限られた時間をより充実した、成長のあるものにするためにも、毎日を元気に過ごしたいものだ。

 

しかし、疲れがたまるのも事実。

だからこそ、人生の充実には、疲れとの付き合いが必要になる。

 

人生をどれだけ実りあるものにするのかは、

どれだけ上手に疲れを処理できるかにかかっているのである。







■おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本記事が、読者の悩みや苦しみ、辛い気持ちを少しでも緩和し、前向きになれる気付きや希望を提示できたものであれば、筆者としてこれほどうれしいことはありません。
ひいては、読者が抱えている困難の克服や夢の実現を通して、社会と人類への貢献につながることを願ってやみません。

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