健康

【辞めたい…】うつになりやすい仕事とうつにならない働き方

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日に日に厳しさを増す労働環境、しかも給料は上がらない…

この劣悪な環境にさらされ、とうとう疲れ切ってしまう人もいる。

しかし、どんなに労働環境が厳しくてもうつ病になってしまう人とならない人がいる。

これは一体なぜなのだろうか。

そこで、うつ病になりやすい仕事とうつにならない仕事の仕方を解説する。

 

うつになりやすい職業

「うつ」は誰にでもなる可能性があると言われているが、特に言われている職業は以下の者が挙げられる。

 

医師・看護師など医療関係

長時間労働や不規則な勤務体系で体調を崩しやすい。

また、患者の命を預かるプレッシャーは大きく責任感が求められる。

さらに、努力むなしく患者が亡くなった場合のショックも大きいが、気持ちの整理もつけなければならない。

 

ソーシャルワーカー

仕事柄、病気や貧困、児童虐待など深刻な問題を日々分かち合うため、心身の負担が大きい。

しかし、この仕事に従事する人は「困っている人を助けたい」という思いが強く、

仕事に集中するあまりに本人の知らないうちにストレスが溜まっている。

 

保育士・教師など教育関係

子供を安全に預かる責任感に加え、モンスターペアレンツの増加により従事する者のプレッシャーは増加傾向にある。

また、学校行事や研修の機会も多く、休日も仕事や勉強に追われ、気が休まるときがない。

 

飲食店のスタッフや経営

給仕や準備、後片付け掃除は重労働だし、どんな客にも笑顔で対応しなければならない。

また、重労働に見合わない低い賃金に不満は大きく、心身ともに消耗が激しい。

さらに経営者はすべての責任を請け負う立場にあり、ストレスはさらに大きい。

 

介護職

重労働かつ不規則な勤務体系の割に薄給。

認知症などの意思の疎通が難しい場合、献身的な対応も報われず、傷つく。

社会的評価も高い方ではなく、とにかく報われない不満が募るばかりである。

 

SEやプログラマー

技術や業界の進歩の速さの中で、他社との競争はまさに体力勝負。

人手不足と長時間労働、厳しい納期にいつも状況は緊迫している。

室内にこもりっきりで一日中パソコンと向き合っているが、逆に体への負担は大きい。

 

まとめ

いずれも大きい責任と多大な努力が求められ、プレッシャーが大きい。

不規則な勤務体系は体調を崩しやすく、長時間労働や休日出勤で休息できない。

ここまで頑張っていても得られる報酬は少なく、やりがいを感じることもできない。

あるいはやりがいを感じすぎて仕事に全力を注ぐあまりにエネルギーを使い果たしてしまう。

そしてついに生命力を失った時、人はうつ病になってしまうのである。

 

なぜ、うつになる人とならない人がいるのか

上記のように、長時間労働や多大なプレッシャーにさらされると心身を消耗することは否めないが、全員がうつ病になるわけではない。

逆に、高給だったり労働条件に恵まれていても、うつ病になる人はなる。

これは、実は仕事の内容や労働条件が、「うつ」と直結しているわけではないことを示している。

それではいったい、「うつ」になる人とならない人を分けるのは何だろうか。

その答えは、個性である。

 

うつになりやすい考え方や行動

人間には個性がある。

人間はそれまで生きてきた中で身に付けた考え方を基に、独自の認知や判断を行う。

これが厳しい労働環境と重なったとき、ストレスがどんどん蓄積し、うつ病に至る。

つまり、ストレスを感じやすくため込みやすい考え方や行動をとる人は、どんな仕事をしてもうつ病になるリスクがある。

彼らには以下のような特徴的な認知、考え方をする。

 

仕事に手を抜けない

うつになる人は「責任感が強い」と言われるが、この責任感の正体は「責任を果たせなかったときの恐怖」にせかされているからである。

責任を果たせず責任を問われた時を想像すると、とても手を抜けない。

また「真面目さ」も同様で、何事にも真面目に取り組んでいるのは、少しでも仕事の出来栄えに不十分なところがあると指導されそうな恐怖心に怯えているからである。

 

意見を主張できない

うつになる人は、自分の不満を主張したり、権利を主張したりしない。

だから不利な条件でも受け入れてしまったり、理不尽な対応にも我慢しがちである。

むしろ率先して我慢することで、その場を収めようとさえする。

 

相談できない

相手に悪い気がして協力の相談ができなかったり、怒られそうで怖くて相談できない。

こうした状況を乗り切るために、自分一人で対応しようとするので、仕事も疲労もたまる。

 

うつを予防するために

このように、うつになる人は自分の感じ方や考え方によって、結果的に自分を苦しめている。

余計にストレスを感じとり、自らの行動によってさらにストレスを増やす。

そしてついにそのストレスが抱えきれなくなった時、うつになってしまう。

もう、これ以上苦しまないためには、自分の考え方や行動を見直さなければならない。

過剰に請け負っている部分のストレスを排除し、状況に合わせた適切な行動をとれるように、ものの見方、感じ方、考え方、取るべき行動を今とは違うものに修正していこう。

 

うつにならない働き方

うつになりやすい人は、仕事に関して過剰に緊張感を抱いている。いつも不安と恐怖に怯えていて、全身が緊張でガチガチになっている。

これでは、本来の自分のスキルを発揮できず、納得のいく仕事ができない。

そこで、仕事上のストレスを今より軽減する必要がある。

そのためには、今までの自分の常識を壊すことがポイントになる。

自分の常識を壊すときには強烈な違和感や多大な恐怖心に襲われるかもしれないが、その先に得られる「自分らしい働き方」が手に入ることを信じて、一歩を踏み出そう。

 

仕事の手を抜く

うつになりやすい人は、仕事に関して完璧を目指す傾向がある。一点のミスも許さない完璧な完成度を目指す。

さらに、あれもこれもとたくさんの仕事にも手を出し、全てに手を抜かない。

 

しかし、これからは完璧ではなく「合格点」を目指そう。

仕事はスケジュールが大切で、限られた時間で処理しなければならない。

たくさんの仕事を処理するためには、全てに完璧を求めていては時間もエネルギーも足らず、結局不十分な出来の仕事だけが残ることになる。

それに、上司を含め周囲の人々、さらには社会を構成する人々は完璧を求めていない。

よく考えてみると周囲の人の仕事は完璧ではないし、完璧でないもので世の中は動いている。

完璧を求めているのは、実は自分だけ。この厳しすぎる自分という審判の判断基準を緩めよう。

 

おそらく完璧を目指してしまうのは、小さいころに厳しい親や指導者から徹底的に怒られたからで、この時の恐怖をまだ引きずっている。

しかし、それは大昔の出来事であり、上司は親でもない。

一人の自立した社会人として、仕事をこなすためにも無駄に完璧を目指さないことが大切である。

 

意見を主張する

うつになりやすい人は、相手に拒絶される不安から自分の意見を主張できない。断れたり、怒られたり、相手との関係が険悪になることを最優先で避ける。

しかし、これからはとりあえず一旦、言うべきを言おう。

 

仕事は一人ではできない。コミュニケーションを取りながら進めるものである。

そこで、コミュニケーションを拒否していると、仕事に対する姿勢も疑われてしまう。

また、主張しなかった結果、仕事とストレスを増やし自分を傷つけたり、同じチームメンバーに迷惑がかかる可能性もある。

他者という存在をあまりに恐れすぎている。

これからは、同じ目的を持つ対等な関係の人間だと考えるようにしよう。

お互いに都合や意見はあるし、役職の違いから見かけ上の上下関係があるが、基本的には、同じ目的を持つ会社の同僚である。

 

ここまで他者という存在を恐れてしまうのは、やはり親が厳しかったからだろう。

とても意見を言ったり、反論が許されない家庭環境だったからかもしれない。

この時の記憶が会社でも反映されてしまっているのだ。

しかし、会社にいるのは親ではない。

それぞれが一人の人間であり、自分もその中の一人として対等に渡り合うべき孫座だという自覚を持つことが大切である。

 

相談する

うつになりやすい人は、報告・連絡・相談が苦手だ。報告・連絡・相談をする前に不安が勝ってしまうため、これらの対応が遅れる傾向がある。

これからは状況を見極め、必要な報告や相談をしよう。

 

仕事では、スケジュール管理が最重要である。

だからスケジュールを守るために定期的に報告会を行ったり、必要に応じて報告や相談を行い、適切な対策を取る必要がある。

しかし、上司などの相談相手を恐れていると、適切な対応を取れない。

相談を先送りしたり、相談を諦めてしまうのは、やはり相手を恐れているからである。

しかし、その不安は思い過ごしだ。

必要な時に必要な相談をすることは正解だし、思ったよりスムーズに話が通るかもしれない。

 

小さいころに親が厳しいと、相談しにくい大人になる。

「そんなこと聞くな」「自分で調べろ」「一人でやれ」と教え込まれた子供は、大人になっても子の言いつけを守り続ける。

こうした自分の中に潜んでいる、無駄なプレッシャーをどんどん外していこう。

これらは社会生活上支障になるばかりで、仕事だけでなく日常生活でも邪魔だ。

「自分には相談する権利がある。」という自覚をもって、会社でも日常生活でも堂々と相談しよう。

 

残業時間を減らせば、うつ病を減らせるのか?

最近では、社員の自殺を避けるために残業規制を厳しくする企業が増えた。政府も働き方に関する政策を進めており、社会的に働き方を見直す動きがある。

しかし、問題の本質は働き方の問題ではない。

うつ病は残業時間数で決まるものではなく、個人の抱えるストレスの量によるからだ。

 

だから、残業規制はむしろ状況を悪化させるだけ。

働く時間が減ることで、さらに仕事上のプレッシャーが増し、さらに苦しくなる一方。

つまり、残業規制によって自殺する人は増える。

 

うつ病になってしまいそうな人が本当に対応すべきなのは、個人の持つ考え方のクセを見直すことだ。

いくら早く帰って休んでも、会社で受け取るストレスの量は変わらないため、本質的な解決にならない。

どんな問題も本質を見抜くことが重要。

考えることを放棄して誰かからの指示に従ってばかりでは、大切なものを失うかもしれない。

 

まとめ

うつの原因の本質は、労働環境ではない。

個人の持つ認識の問題であり、うつになりやすい人はどこの職場でもうつになりやすい。

なぜなら、どんな仕事も様々な人間が関係しており、プレッシャーがかかるからだ。

うつにならないためにやらなければならないことは、労働環境の改善よりも、個人が持つ「うつ」を引き起こしやすい考え方や行動である。

これらを変えることはなかなか難しいことかもしれないが、その先に得られるものは大きい。

今よりもプレッシャーが少ない生き方、今よりも自分らしい生き方が可能になるだろう。

これらの生き方ができることを信じて、少しずつ自分の習慣を変えていこう。

自分と戦わなければ、自分を変えることはできないのである。







■おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本記事が、読者の悩みや苦しみ、辛い気持ちを少しでも緩和し、前向きになれる気付きや希望を提示できたものであれば、筆者としてこれほどうれしいことはありません。
ひいては、読者が抱えている困難の克服や夢の実現を通して、社会と人類への貢献につながることを願ってやみません。

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