はじめに

 

■不完全燃焼な気分

20世紀の間に高度経済成長を実現させた日本経済は、すでに頭打ちになっている。

各企業はそれでも利益を確保しようとしているが、無能な経営陣は効果的な打開策を打ち出せない。

思いつく企業努力と言えば、過剰なサービスやコストカットで、その割を食う社員たちは疲弊しきっている。

 

このように伸び悩んでいるのは日本経済や企業の業績だけではなく、自分の仕事にも言えないだろうか。

どんなに必死に頑張っても、実力を出し切れず成果につながっていないのではないだろうか。

仕事をしている中で最後に達成感を覚えたのはいつだったか。

 

そんな自分を「努力が足りない」「やる気が足らない」と奮い立たせ、無理を重ねても結果は同じ。

こうして努力と成果が一致しないことが続くと、ついに精神面に影響が出る。

俺なんてこんなもんだと自信を無くし、仕事の適性を疑ったりしてしまう。

 

■効率が悪い努力をしていないか

仕事の進め方に関して、日本人は先進的ではない。

「気合と根性で死ぬ気で頑張れ」「疲れたら休め」という古くて短絡的な考え方が、今なお主流である。

 

しかし、とりあえずの努力だけでは効果は限定的だ。

仕事で成果を残せるかどうかは、努力の量で決まるわけではない。

努力が成果につながらなくても、それは努力不足によるものとは限らない。

 

ましてやスキルや適性がないわけでもない。問題への取り組み方に誤解があるだけだ。

自分から実力を最大に引き出し成果につなげるためには、もっと深い部分から変えなくてはならない。

 

■35歳の戦い方

35歳という年齢は、仕事への取り組み方の見直しの時期である。

それまでの「とにかく頑張る」「気合で乗り切る」といった原始的なやり方は賢明ではない。

我々はもう、20代ではない。

 

努力のベクトルをあるべき方向に向けるのだ。

もっと冷静に状況を分析し、的確な目標設定とアプローチをしていけば、最小限の努力で成果に結びつけることができる。

その達成の瞬間、自分の実力が引き出されたことを実感するだろう。

 

本サイトには筆者の体験に基づく仕事パフォーマンス最大化のための方策を網羅した。

仕事にやりがいや達成感を感じられるよう役立ててほしい。

 

目次に戻る